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Stella オリジナルCADデータ比較測長アナライズシステム STシリーズ
-統計的プロセス管理(歩留まり向上・特殊品製造)支援システム-

業界初の測長&外観検査兼用装置「STシリーズ」のラインアップが充実!!
デスクトップマシンから810×810o対応の大型基板対応機まで
すべてのコンポーネント、ソフトウェアを自社開発&自社製造した”マニュファクチュール”です。

 


▲ELST4050(400×500o基板対応)



▲ST-2010F(210×210o基板対応)


▲ST-100(100×100o基板対応)


▲ST-7080F(700×800o基板対応)


▲ST-750(750×750o基板対応)


▲ワンショット検査装置(320×420o基板対応)

▲ST-400(410×410o基板対応)


▲LST3040G(290×410o基板対応)


 ■STシリーズの製品ラインアップ
製品名    特徴  自動測長  測長  エッチングシミュレーション  マスクtoガーバー  データ比較AOI
ST-Fシリーズ
高精度多目的アナライザーシステム

ST-7080F
  グラナイトステージの採用により耐振動性をミニマム化。STシリーズ最高精度を誇る。オプション設定で多目的に利用可能。 ◎
標準装備
アライメントフリー測長
-  ◎
オプション
△
オプション
 ◎
オプション
LST-Aシリーズ
多目的アナライザーシステム
  コンパクトで軽量、場所を選ばないアナライザーシステム。透過、落射、反射の3照明 ◎
標準装備
アライメントフリー高速測長
 -   ○
オプション
 △
オプション
 ○
オプション
LST-Gシリーズ
基板外形や貫通穴、マスクなど透過照明で読み取れる測定物の専用測長機
コンパクトで軽量、場所を選ばない自動測長をメインに開発されたアナライザーシステム。自動測長速度はSTシリーズ最速。 ◎
標準装備
アライメントフリー
超高速測長
 -  ×  ○
オプション
 ×
ST-Aシリーズ
LST標準サイズ以外の多目的アナライザーシステム
アナライザーシステムのスタンダードモデル。ニーズに応じたサイズが可能。 ◎
標準装備
アライメントフリー
 - ○
オプション
△
オプション
○
オプション
ST-Mシリーズ
二次元測長装置
二次元測長機のスタンダードモデル。オプションでアライメントフリーの自動測長や三次元測長も可能。 ○
オプション
アライメントフリー
○
標準装備
ティーチング測長
× ○
オプション
○
オプション
ステラアナライザーUシリーズ
測長・検査総合システム
測長・検査総合システムで、基本機能として線幅測定、長寸法測定、AOI(外観検査)が可能です。また、CADデータリンク自動測長、CADデータリンクオーバーレイ表示、CADデータリンク自動外観検査、CADデータリンク高速外観検査、欠陥リペア機能など豊富なオプションを用意しています。 ○
オプション
 
○
標準装備
 
×  ×  ◎
オプション
LST-AOI
AOI機能を強化したモデル
CADデータ完全比較による外観検査機能。データ読み込みから検査開始まで5分以内とスピーディ。 × ○
標準装備
○
標準装備
× ◎
LST-AOI-Twin
検査速度を高速化した測長&AOI兼用装置
スループットを高めるためツインテーブルを採用。検査員1名で検査とベリファイを効率的に作業可能。 × ○
標準装備
× × ◎
CADデータ比較測長アナライズシステム「びっくりVISION」
ローコスト化した測長/AOI/ベリファイケーション兼用装置
ローコスト化した測長/AOI/ベリファイケーション兼用装置で、画面内の短寸法が測長できる画面内測長機能、CADデータと基板上の実データを重ね合わせ表示するデータオーバーレイ機構、測長・検査後の欠陥個所を確認するベリファイケーション機能を装備。400×500o基板対応のBV5040にはソフトウェアAOI機能を搭載。 × ○
標準装備
× ×  ○ 
ワンショット検査装置
わずか10秒でAOI処理可能なAOI装置
5000万画素のCCDエリアカラーカメラにより、基板上の各種パターンや印刷文字などを1ショットで撮像。独自の画像処理技術より、320×420o基板でロード/アンロード含めわずか10秒という超高速処理を実現。 ◎
オプション
 
× ×  × ◎
ST-7080
大型スクリーンマスク向け専用の検査装置
スクリーンマスク特有の様々な欠損をデータ比較しながら自動検査。突起、欠陥の検出能力は1μm。 × × × × ◎
LST6050AOI-ベリファイ
光学式外観検査装置のオプションシステム
オペレータ1名で外観検査とベリファイケーションを効率的に操作可能。 × × × × ×

※精度や機能、また予算によってさまざまな装置をラインアップしています。上記以外の装置も製品化可能です。お気軽にお問い合わせください。

STシリーズのフィールド

  図はSTシリーズのカバー領域を示しています。現在はPCBやマスク関連に守備範囲が限定されていますが、2019年からはパッケージや高精度フォトマスクなど、さらにLSIやLSI用フォトマスクにも守備範囲を広げていく予定です。

 いうまでもなく、このように守備範囲を早急かつ大幅に拡大できるのは、
・ソフトウェアによる画像処理技術
・人工知能によるシミュレーション、官能検査
・ハードウェアの高精度制御技術(モーションコントローラー、ピエゾ式移動ステージ、レーザー干渉計、光源の光量制御、温湿度制御など)?の双方を兼ね備え、しかもすべて自社開発しているためです。

特徴

ワーク仕様
測長可能範囲 510 o×610 o
最大基板サイズ 610 o×710 o
基板厚 <60 o
ステージ仕様
ストローク 550 o× 650 o (Z: 60 o)
最小移動距離 0.08μm
最小表示単位 0.01μm
移動速度 <150 o / 秒
位置決め精度 (3+L/250)μm
繰り返し測定精度 0.8μm (レンズ倍率4×)
カメラ仕様
カメラ 130万画素カラー
倍率 ズームレンズ 1×〜 4×
低倍率:40 倍 〜160 倍または標準倍率:80倍 〜320倍
視野範囲 低倍率:約8.0o× 約6.4 o〜 約2.0 o×約3.2 o
標準倍率:約4.0 o×約3.2 o 〜 約1.0 o×約1.6 o
ディストーション 0.05%
照明 透過, 落射, リング
機械仕様
本体寸法 (W×L×H) 1130mmx 1768mm x 1179mm
重量 約700s
電源 単相100 V
消費電力 2 kVA
精度保証環境 20℃±1℃
▲ST-600の基本仕様

CADデータ(ガーバーデータ)リンク
 STシリーズでは、CAM編集機Stella Visionとリンクしながら各測長・測定・検査を行うことができます。これにより、CAD データ(ガーバーデータ、DXFデータ、e.t.c.)を流用しての分析・解析が可能となります。

測長機能
 
STシリーズは測長機能を兼ね備えています。
 XY寸法測長はもちろん、Z(高さ・厚み等)も測長できます。
 その他、角度、円弧、図形認識による中心点やコーナーも測長可能です。

CADデータ比較の測長判定機能
 測長時はCAD データが持つ絶対値との比較が可能。
 さらに、許容値(±値)を設定すれば合否判定も可能となります。

CADデータ(ガーバーデータ)フィードバック
 CAM編集ソフトウェア「Stella Vision for Java」 とリンクしながら測長するため、補正値を簡単にCADデータへフィードバックできます。

デジグラマ機能(検査ポイント向け)
 STシリーズはデジグラマとしても使用可能で、そのポイント情報はCAM編集ソフトウェア「Stella Vision for Java」 にフィードバックされ、そこからCADデータへの出力が可能になります。

フィルムからの簡易ガーバ化機能(フライングデータ作成向け)
 STシリーズではフィルムを取り込み、簡易CADデータ化することができます。
 このため、フライングプローブ検査機用のガーバーデータ作成に最適といえます。

仕上がり値の解析やISO対応への最適
 自動測長プログラムにより合否判定を行うため、ISO対応等、日常点検にも最適です。

統計的プロセス管理法(SPC)
 SPCはStatistical Process Controlの略で、STシリーズは統計的にプロセスを管理するのに最適です。
 データ収集と分析によってプロセスの監視、問題の発見、プロセス性能の判定などができます。

恒温チャンバ
 いうまでもなく、高精度な測長を行うにはシステム内の温度を精密にコントロールする必要があります。すなわち、モニター上に表示されたパターン寸法は温度制御された環境で測定してこそ初めて意味のある数字になります。STシリーズはシステム内を±0.2℃以内に制御できる恒温チャンバ(オプション)を搭載。絶対的な測定精度を高めています。

▲青色がクリーンルーム内の温度変化、ピンク色がチャンバ内の温度変化

 1989年の創業以来、弊社はプリント基板業界、フォトマスク業界において、その革新性・省コスト性・着眼点及びそれら実際の成果においてユーザーの皆様より常に高い評価を頂いてきました。
スローガンといたしますSomething Special(人と違ったことを目指す)の考えを元に研究開発に大いに投資してまいりました。
当社独自の技術は機構設計、電子回路設計、光学設計、IC 開発、コンピュータソフトウェア開発と広範囲に渡り、システム開発に必要な要素をすべて独自開発しています。
そうして社内で蓄えられた膨大な技術を生かし、ユーザーの皆様に様々な角度で提案できるのです。
ここで紹介するSTシリーズは簡単な操作による多種多様な方式の測定機能に加え、画像や測定結果からベクターデータを作成する機能を持つ座標測定システムです。

STシリーズの動画イメージはこちらでご覧になれます。


ソフトウエア

▲2値化設定画面

 測長ソフトウエアは弊社CAD/CAM システム「Stella Vision for JAVA」上で動作するため、 CADデータから測定箇所を指定したり、測定結果をCADデータ上に簡単に出力できます。
 出力されたデータは、Stella Visionのサポートする各種フォーマット(Gerber、DXFなど)に変換できます。
 多彩な画像処理機能により、コントラストが取りにくい対象でもエッジを取得できます。

測長検査コマンド

様々な測定方式
 線幅、2点間または3点間、多点、直径、円弧、角度といった基本的な測定に対応しています。
 位置決め機能との併用により、様々な箇所が測定できます。

多彩な位置機能
 測定点への移動を補助する各種の座標位置決め機能があります。

オートフォーカス機能
 画像フォーカス機能に対応しました。
 フォーカスのサンプリングの範囲や位置を簡単なマウス操作で指定できるため、様々な対象にフォーカスを合わせることができます。
 この機能により、Z方向(ハンダ厚・銅箔厚等)の測長も可能です。

測定結果の出力
 測定結果はCADデータやCSVフォーマットのテキストファイル、または付属のプリンタに出力できます。

自動測長機能
 この機能では、まずCADデータに線幅、穴径、距離、角度、円弧などの測長ポイントを設定し、測長データを作成します。
 この後、作成した測長データを元に測長します。
 もちろん、測定結果と設計値を比較することも可能です。

測長機能オフラインティーチング機能
 さまざまな測長機能をティーチング方式で測長プログラムが作成できます。

CADデータ作成機能
 表示中の基板を撮影し合成するパッチワーク機能を使用することにより、合成した画像をポリランデータへ変換することが可能です。また、カメラ画像を見ながら点を入力することで、CADデータを作成する図形描画機能もあります。ポリライ ン、 フラッシュの描画に対応しています。
 これらの機能により、データがない基板やフィルムからもデータが作成できます。

自動デジグラマ機能
 基板よりNC穴開け情報をデジグラマ機能で取り込む際、CADデータ作成機能と併用することにより、自動デジグラマ機能により取り込むことができます。
 @基板スキャンニング(透過)
 A取り込まれたデータ(BMP)で自動プログラム作成
 B自動プログラム実行
 C取り込み後のデータの出力(Gerber、NC等)

自動測長コマンド設定概要


CADデータに対し測長プログラムを設定できます。

入力データ
 ガーバーデータ
 DXFデータ
 Ncデータ
 ルータデータ
 その他

測長プログラム項目


測長する項目を選択しCADデータに設定。
その際に許容値を入力することにより、自動測長の際に合否判定が可能になります。

CADデータで測長プログラム作成

自動測長コマンド・測長結果概要


その他概要
データ相関図

ロードマップ

 下のグラフはSTシリーズの機能を示しています。従来は寸法以外も含む測定、ソフトウェアAOI、レーザーリペアの三つがメイン機能ですが、近年、画像処理ボードを搭載しハードウェアAOIにブラッシュアップし、外観検査時間を高速化することに成功しました。

潟Xテラ・コーポレーション
〒273-0024 千葉県船橋市海神町南1-1544-7
Tel: 047-432-5031 Fax: 047-432-5032
e-Mail support@stellacorp.co.jp
ホームページ https://www.stellacorp.co.jp

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