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材料 新技術説明会(10月30日) |
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10月30日、科学技術振興機構(JST)の主催より開催された「材料 新技術説明会」。ここでは、高知工科大学 環境理工学群教授 古田守氏の講演「フレキシブルデバイスに向けた高品質酸化物半導体の新たな低温形成技術」をピックアップする。
研究の狙いはタイトル通り、フレキシブルデバイスに容易に適用できるよう、代表的な酸化物半導体であるIGZO(In-Ga-Zn-O)トランジスタを低温プロセスで作製することにある。いうまでもなく、現在のプロセス温度はIGZO成膜後のアニール工程で300〜400℃に達する。このため、サブストレートにはガラスまたはポリイミドフィルムのような高耐熱プラスチックフィルムを用いる必要がある。今回は比較的安価なPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルムが使用できるよう、最高プロセス温度を150℃に低温化することにトライした。
参考文献 1)古田:フレキシブルデバイスに向けた高品質酸化物半導体の新たな低温形成技術、材料 新技術説明会資料、pp.3-6(2018.10) |
REMARK 1)Stella通信はFPD&PCB関連ニュースの無償提供コーナーです(ステラ・コーポレーションがFPDやPCBそのものを製品化しているわけではありません)。 2)この記事はステラ・コーポレーション 電子メディア部が取材して記事化したものです。 |