高速化、自動化による品質・効率の向上
プリント基板外形加工用NCプログラム作成システム

 近年、電子テクノロジーの急速な進歩に伴い、プリント基板デザインもより複雑に、加工機ツールもより細微になり、製品の精度も最高峰のレベルが求められるようになっています。

 そういう時代だからこそ、現場における経験と実績を持つ多くの技術者たちは口を揃えて「ステラルータービジョンは最高の仕事を果たすためのベストパートナー」と評しているのでしょう。確かに“ルータービジョン”は日本だけでなく海外でも高い評価を受けています。あなたも、この感動を味わってみませんか。きっとその評価を確信するでしょう。

 ルータービジョンでは、ガーバーデータを元に自動・半自動にて、熟練者が作成した高基準の加工データを短時間で作成することが出来ます。

Data Import

外形データを読み込みます。
ガーバー、NC、DXFデータに対応しています。

Set Router Tool

ツールの割り当て外周外形、外形内のスリットに対して、同時にルーターツールを割り当てることが可能です。また、ファイン切削も実行できます。

Make Router Path

パスの作成
 ルーターツールの割り当てに従って、ルーターレイヤーにある外形図形、外形内のスリットをルータールートにします。
 また、同時にフェードインフェードアウト(ルーター)も実行することができます。ルーターパスの整列(自動、手動)も簡単な操作で実行することができ、よりスムーズに加工を行うことができます。

Cross Hatch

格子状パス作成
切り抜き穴をNC加工機のバキュームで吸い取れる大きさに格子状に切り崩します。

Dissolve

等高線状パス作成
切り抜き穴を中心から年輪状に切り崩します。異形穴の切り崩しが可能です。

Simulation

画面上で加工のシミュレートができ、切削順番や時間を確認することができます。

Export

各社加工機メーカーに対応したNCプログラムが出力可能です。パラメータの設定により自由度の高いフォーマットで出力可能です。




フェードイン・フェードアウト
加工ルート作成:

以下データ作成を自動作成します。
左図は参照画像。下図は拡大図です。
ドリル切り始め(1)切り終わり(57)位置を捨て基板側に逃がすフェードイン・フェードアウトルートを作成できます。
また、ルータービットの移動を最小限にする自動整列機能も備わっています。
スパイラル加工
等高線状ルート作成:
:
切り抜き穴を中心から年輪状に切り崩します。異形穴の切り崩し加工が簡単に作成できます。
クロスハッチ & ファインカット
格子状ルート作成:
:
パラメータを読み取りデータを自動作成します。
左図は参照画像。下図はその拡大画像です。

1.パラメータにて切り抜き穴をNC加工機のバキュームで吸い取れる大きさを設定します。
2.内部を格子状に切り崩すデータを作成します。(黄色格子参照)
3.コーナーを小径のドリルでファインカットデータを作成します。(ピンク参照)
4.外周を切り崩すデータを作成します。(青縁取りの黄色参照)
シミュレーション機能

作成した加工ルートを実際の加工機情報をパラメータに設定する事により、画面上で疑似切削でき、切削順番や時間を確認することができます。