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FPD/PCB NEWS〜2月26日
 

シャープ 堺ディスプレイプロダクトの保有株式を売却


 シャープは、テレビ用大型TFT-LCDを生産する持ち分法適用会社「堺ディスプレイプロダクト」の保有株式24.55%をすべて売却すると発表した。株式の売却先や譲渡額は公表していない。

 なお、今後もシャープは知的財産のライセンス契約などで堺ディスプレイとの連携を継続する。

FPD/PCB NEWS〜2月25日
 

東大、パイクリスタルなど 有機半導体温度/振動センサを用いた長寿命リユース型無線物流トレースフィルムを開発


 東京大学、パイクリスタル、三井不動産、日立物流の共同研究グループは、長期安定な有機半導体温度/振動センサを開発し、低消費電力回路と組み合わせた長寿命リユース型物流トレース電子タグの実証実験に成功した。

 開発したセンサ素子は、柔軟な低コスト封止材料を用いることにより長期安定動作を実現。また、パイクリスタル社はスクリーン印刷で作製した低コスト印刷基板上に低消費電力のデータ処理回路と無線通信回路を実装する生産技術を確立、センサデバイスの低コスト化と1年程度のバッテリ寿命を実現した。実際、30枚規模の試作デバイスを用いて柏の葉スマートシティでの鮮魚物流および東京-大阪間で低温物流実験を実施し、有用性を実証した。

 さらに、2020年度中に日立物流による実ルートでの医薬品物流と三井不動産による鮮魚物流に関する生産者から小売店に至る一貫した商流における実証実験を実施する。

FPD/PCB NEWS〜2月18日
 

東海国立大学機構と名古屋大学 結晶のシワの運動が光照射で変化する現象をナノスケールで計測


 東海国立大学機構と名古屋大学の研究グループは、半導体に外部から光(フォトン)と力(フォース)を同時に入射する手法を開発し、結晶のシワ(転位)の運動が光照射で変化する現象をナノスケールで計測することに成功した。

 独ダルムシュタット工科大学、東京大学との共同研究で、完全にコントロールされた光と力をナノスケールで同時に半導体に入射し、半導体の強さに及ぼす光の効果をナノスケールで計測した。これにより、多種多様な先進半導体の構造的な強さを正しく評価できるようになるという。

FPD/PCB NEWS〜2月10日
 

ジャパンディスプレイ 2020年4〜12月の連結決算も赤字に


 ジャパンディスプレイ(JDI)は、2020年4〜12月の連結決算が229億円の赤字(前年同期1108億円の赤字)だったと発表した。スマートフォン用パネルに加え、車載用パネルも不振だった。

 2021年3月期の通期業績は売上高が前期比32%減の3425億円、営業損益が296億円の赤字と予想している。

FPD/PCB NEWS〜2月9日
 

村田製作所 野洲事業所の新生産棟が竣工


 村田製作所は、野洲事業所(滋賀県野洲市)の敷地内に建設していた新生産棟が完成し、竣工式を行ったと発表した。総投資額は建物のみで約140億円。

 新生産棟は地上7階建て延床面積2万3,052m2。中長期的な需要増に対応するため、電極材料の生産を増強する。

FPD/PCB NEWS〜2月2日
 

三井情報と三井物産エレクトロニクス 合併契約を締結


 三井情報(MKI)と三井物産エレクトロニクス(MBEL)は、4月1日付けで合併すると発表した。MKIを存続会社、MBELを消滅会社とする吸収合併方式で行う。