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FPD/PCB NEWS〜12月26日
 

JX金属 英Oxford大学発のスタートアップ企業OxMet社の株式を取得


 JX金属は、金属3Dプリンター向けの合金設計事業を行う英国スタートアップ企業「OxMet Technologies」の株式25.1%を620万ポンド(約9億円)で取得したと発表した。

 OxMet社は2017年に設立された英Oxford大学発のスタートアップ企業。TiやNiを主体とする金属3Dプリンターの合金設計、設計した新合金のライセンスビジネスなどを行っている。

FPD/PCB NEWS〜12月23日
 

東京エレクトロン宮城 本社工場敷地内に宮城技術革新センターを建設


 東京エレクトロン宮城は、本社工場敷地内(宮城県黒川郡大和町)に「宮城技術革新センター」を建設すると発表した。2020年6月に着工、2021年6月に竣工する予定。

 同センターは1階にパートナー企業との共創空間として利用できるラボエリアと顧客トレーニングセンター、1階から2階にかけてはオープンイノベーションエリアを設ける。地上4階建てで、延床面積は1万7,900m2

FPD/PCB NEWS〜12月20日
 

ジャパンディスプレイ 銀行団との融資契約期間を来年3月末に延長


 ジャパンディスプレイは、INCJによる連帯保証付で三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行と締結したコミットメントライン契約が12月30日に満了を迎えることから、コミットメントライン契約の契約期間を延長することで合意したと発表した。トータル融資枠は1070億円で、契約期間を2020年3月31日に延長する。

FPD/PCB NEWS〜12月18日
 

昭和電工 日立化成の買収に向けTOB


 昭和電工は、日立製作所の子会社である日立化成を買収するためTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。2020年2月の開始予定で、全株式の取得を目指す。買収総額は約9600億円程度になるとみられる。

FPD/PCB NEWS〜12月17日
 

東大、産総研、NIMS シールのようにピタッと貼れる有機半導体薄膜を開発


 東京大学、産業技術総合研究所(産総研)、物質・材料研究機構(NIMS)の共同研究グループは、有機半導体超薄膜をさまざまな表面にシールのように貼り付ける手法を開発したと発表した。

 印刷法で成膜した有機半導体単結晶膜を水を用いて結晶性を維持したまま基板から剥離し、わずか分子数層分の厚みを有する超薄膜を作製した。この結果、これまでの手法では印刷法と適合しなかった基板上に半導体膜を貼り付けることが可能となった。ちなみに、作製した電界効果トランジスタは平均キャリアモビリティ10cm2/V・s以上を示した。

FPD/PCB NEWS〜12月12日
 

ジャパンディスプレイ いちごアセットグループと資金調達に関する合意書を締結


 ジャパンディスプレイは、日本企業への長期投資に特化した資産運用会社「いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド」と800〜900億円の資金調達に関する基本合意書を締結したと発表した。

 同社はSuwa Investment Holdingsと8月7日付で締結したAMENDED AND RESTATED CAPITAL AND BUSINESS ALLIANCE AGREEMENTに基づく出資を得られるよう、Suwaおよびその出資予定者と協議・交渉しているが、Suwaからの出資が12月31日までに実施されなかった場合の対応策として、いちごトラストとの間で合意書を締結したもの。具体的な内容・条件については今後、両社で協議する。

FPD/PCB NEWS〜12月2日
 

大日本印刷 額縁レスディスプレイに最適な高機能ガラスカバーを開発


 大日本印刷は、額縁(ベゼル)がない“ベゼルレス”ディスプレイに最適な高機能ガラスカバーを開発したと発表した。

 高機能ガラスカバーはガラスのエッジとコーナーまでをフィルムでカバーした構造で、車載システムでは事故時のガラスの飛散を防ぐとともに、強化ガラスよりも安価なソーダライムガラスを採用することにより大幅なコスト削減を実現した。車載用途のほか、ラップトップPCなどのディスプレイにも適用可能だという。