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FPD/PCB NEWS〜2月27日
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リコー 産業用IJヘッドを発売 新製品は、既存の「RICOH MH5420/5440」および「RICOH MH5421/5441」の上位機種。最小液滴量5plに対応したことに加え、従来ヘッドに比べ着弾位置精度を向上。粒状感の少ない高精細印刷が可能になる。また、大滴吐出時においても最大50kHzの駆動周波数により印刷速度が高めた。 |
FPD/PCB NEWS〜2月22日
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JST 大型FPD向けレーザーアニール技術の開発結果を成功と認定 科学技術振興機構(JST)は、産学共同実用化開発事業(NexTEP)の開発課題「大型フラットパネルディスプレイ向けレーザーアニール技術」の開発結果が成功したと発表した。この開発課題は、山形大学 城戸淳二教授の研究成果を基に2015年3月から2018年3月にかけて委託先のブイ・テクノロジーが実用化開発を進めていたもの。 具体的には、a-Si膜のTFT素子のチャネル領域のみをレーザーアニール処理して局所的に再結晶化。レーザーアニール処理されたTFTの性能をリアルタイムで測定する装置の開発など量産する際の課題を解決して試作機に実装し、大型ガラス基板に対してその効果を実証した。同装置を既存のa-Si-TFT製造ラインに追加するだけでTFT素子が高性能化するため、今後、大型高精細テレビ向けFPDの量産に欠かせない製造技術になると期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜2月21日
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豊田通商 高機能液晶調光フィルム開発・製造の九州ナノテック光学に出資 豊田通商は、高機能液晶調光フィルムを開発、製造、販売する九州ナノテック光学に出資すると発表した。大分ベンチャーキャピタルからの取得および第三者割当増資により35.28%出資する。これにともない、取締役を3名派遣する。九州ナノテック光学は、世界初となるリバースモードフィルムの量産化技術をはじめとするさまざまな液晶調光フィルムを開発。液晶調合から製造に至るまでの研究・開発リソースを保有している。 高機能液晶調光フィルムは会議室や商業施設などさまざまなところで使用されており、需要が高まっている。また、近い将来、自動車への活用も期待される。豊田通商は、自動車部品に関するノウハウや量産体制の構築を支援するだけではなく、デジタルサイネージなどのディスプレイ関連分野への応用や新たな活用方法の開拓を行うとしている。 |
FPD/PCB NEWS〜2月20日
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三菱電機 産業用半透過4.3型TFT-LCDをリリース 外光を光源として利用する反射モードにより直射日光下でも高い視認性を確保。また、外光利用により消費電力を低減した。もちろん、暗い場所ではバックライトを光源として利用する透過モードにすることもできる。 |
FPD/PCB NEWS〜2月19日
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AGC 米Taconic社のADD部門グローバルオペレーションを買収 AGCは、米国Taconic社のAdvanced Dielectric部門(ADD部門)とIndustrial Product部門(IPD部門)の一部を取得し株式譲渡契約を締結したと発表した。Taconic社はPCB基板材料であるスーパーハイエンドリジットCCL(Copper Clad Laminate、銅張積層板)を製造・販売するADD部門と、自動車や航空機などの製造ラインに使用される産業用複合フィルム |
FPD/PCB NEWS〜2月14日
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東大と産総研 フレキシブルデバイスの機械構造設計・精密組立技術を開発 東京大学と産業技術総合研究所の研究グループは、厚さ5μmの超薄型半導体ひずみセンサーチップを精密組立装置を用いてプラモデルのパーツのように一つずつ切り離して回路上に配置配線する技術を開発した。周知のように、従来の半導体センサーチップは300μm以上と厚く硬いため、ダイシングソーと呼ばれるのこぎり歯のついた装置で切り、実装機で搬送していた。今回のセンサーチップは5μmと極薄であるため、従来法ではチップが破壊される危険がある。 そこで、プラモデルのようにセンサーと枠の間に切り離し部を設け、弱く押すだけで切り離して搬送できる機械構造設計と精密組立技術を開発した。とくに、切り離し部分に力が集中し、センサーや集積回路部分には力がかからない構造の設計方法を確立。この結果、5μmと薄く曲げられる半導体チップの製造・組立が可能となるという。 |
FPD/PCB NEWS〜2月13日
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京大など 赤外光を電気エネルギーや信号に変換する無色透明材料を開発
赤外域に局在表面プラズモン共鳴(LSPR:Localized Surface Plasmon Resonance)を示す無機ナノ粒子を用い、赤外光を電気エネルギーや信号に変換させる無色透明材料を開発した。赤外域にLSPRを示すIn2O3-SnO2ナノ粒子を光吸収材に応用することにより、可視域透過率95%以上という透明性と高い赤外光誘起電子移動効率(電荷注入効率33%)を両立した。また、この材料は1400〜4000nmという近赤外域から中赤外域の光に応答することが明らかになっている。 |
FPD/PCB NEWS〜2月8日
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カネカ エポキシ樹脂用改質剤の生産能力を増強 カネカは、高砂工業所(兵庫県高砂市)にエポキシ樹脂用改質剤生産設備を増設すると発表した。投資額は約16億円で、2020年7月の稼動を予定している。エポキシ樹脂用改質剤は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂にコアシェルゴムを均一に分散させた改質剤。これにより、エポキシ樹脂が本来持つ耐熱性を損なうことなく、靭性や耐久性を高めることができる。 |
FPD/PCB NEWS〜2月7日
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理研 空気中、水・酸・アルカリ性水溶液中でも自己修復・形状記憶性能を示す機能性ポリマーを開発 理化学研究所(理研)は、希土類金属触媒を用いることにより極性オレフィンとエチレンの精密共重合を実現し、乾燥空気中のみならず、水や酸、アルカリ性水溶液中でも自己修復性能や形状記憶性能を示す機能性ポリマーを開発したと発表した。得られたポリマーは高い伸び率(2200%)を示すエラストマー物性だけでなく、極めて優れた自己修復性能を持つ。外部から刺激やエネルギーを加えなくても、大気中だけでなく、水、酸やアルカリ性水溶液中でも自己修復性能を示す。さらに、このポリマーは温度制御によって形状記憶材料として機能し、形状固定率および形状回復率99%と優れた特性を備える。 |
FPD/PCB NEWS〜2月1日
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AGC AR/MRグラス向けの高屈折率&高透過ガラス基板を発売 AR/MRグラス向けガラス基板には、視野角が拡大できるよう高屈折率で、画像を鮮明にみせるために高透過であることが要求されるほか、高平坦性や表面平滑性など画像を精度高く伝搬させるための高度なガラス加工技術が求められる。今回開発したガラス基板はこうした特性をすべて兼ね備えた。 |