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FPD/PCB NEWS〜12月26日 |
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コニカミノルタは、樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルがハウステンボスの「チューリップ祭(2015年2月14日〜4月13日)」においてフラワーイルミネーション「光る有機ELチューリップ」に採用されると発表した。 チューリップ祭では、3大チューリップスポットのひとつ「フラワーロード」に約5000本の光る有機ELチューリップが作る光のチューリップガーデンが誕生。計1万5000枚の有機EL照明パネルが使われる。 |
FPD/PCB NEWS〜12月25日 |
日本電気硝子は中国南京経済技術開発区とFPD用板ガラスの加工・販売事業に関する投資建設協議書を締結し、100%出資子会社「電気硝子(南京)有限公司」を設立すると発表した。 資本金は18億円で、2015年3月に設立。約50億円を投じて中国では三つ目のガラス加工工場を建設する。稼働は2016年第2四半期の予定。 |
FPD/PCB NEWS〜12月17日 |
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三菱電機は、建設機械や農業機械向けとして従来比約7倍の高い耐振動性能を備えた堅牢性7型WVGA TFT-LCDを来年2月27日からサンプル出荷すると発表した。サンプル価格は10万円。 LCDパネル、機構設計、構成部品の最適化により、従来製品の加速度1Gに比べ約7倍に当たる6.8Gに対応。このため、建設機械や農業機械の表示器など振動の厳しい使用環境に対応できるようにした。また、−40℃〜+85℃と過去最大の広い動作保証温度範囲を確保。さらに、高輝度(1500cd/m2)と高コントラスト(800:1)のため、明るい場所での視認性を高めた。 |
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ソニーは、超小型有機ELディスプレイを用いたアイウェア装着型の片眼用ディスプレイモジュールを開発したと発表した。2015年中にモジュールの量産開始を目指している。 モジュールは超小型高精細カラー有機ELD、超小型光学ユニットに加え、スマートフォン相当の演算処理能力を持ちながら高密度実装技術により小型化した制御基板を搭載。アイウェアに装着できる小型・軽量化を実現した。 このモジュールをファッション性の高い眼鏡、ゴーグル、サングラスなどのアイウェアに装着することにより、視界を妨げないサブウィンドウとして活用できる。さらに、モジュールは装着型で容易にアイウェアと付け外しできるため、TPOに合わせて使用時にのみ従来のアイウェアに装着することにより、アイウェア型ウェアラブル端末をより身近かつ手軽に生活シーンに取り入れることができる。 有機ELDは半導体シリコン駆動技術によって作製した0.23型で、超小型でありながら640×400画素という高精細化を実現。また、10000:1以上のハイコントラストにより黒をより深く表現でき、sRGB色域を100%カバーするメリハリのある色彩豊かな美しい映像を表示できる。さらに、従来パネルではRGBストライプ配列内に色純度を確保するための遮光部を配置していたが、今回のパネルでは配列を最適化することで遮光部を最小化し、画素サイズを小さくするとともに開口率を高めた。これにより、屋外での使用に必要とされる輝度とパネルの超小型化(10.2×7.9mm)を両立させた。
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FPD/PCB NEWS〜12月16日 |
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日立化成は、FPD用回路接続用異方導電フィルム(ACF)として紫外線照射型異方導電フィルム(UVB-ACF)と粒子超分散配置型異方導電フィルム(PAL-ACF)を開発したと発表した。 UVB-ACF(UV-Boost Anisotropic Conductive Film)は、UV照射により90℃×5秒と世界最高レベルの低温短時間接続を実現。FPDガラス基板のさらなる薄型化に対応できる。 他方、PAL-ACF(Particle-Aligned Anisotropic Conductive Film)は電極の最小接続回路面積400μm2、最小隣接回路間距離5μmを実現。微細な回路接続が可能なため、スーパーハイビジョン(8K4K)などに高精細パネルに適する。 |
FPD/PCB NEWS〜12月12日 |
LG Displayと出光興産は、有機ELディスプレイ技術の相互協力およびデバイス関連特許のライセンス契約に合意したと発表した。 両社は2009年から有機EL事業で戦略提携。今回、この提携をいっそう強化することにした。具体的には、LG Displayは出光の有機EL材料を用いて新製品を開発し、中小型パネルやテレビ用大型パネルの事業化を加速する。一方、出光はLG Displayに対し関連特許をライセンスする。この結果、LG Displayは出光の保有するデバイス関連特許を利用できるようになる。 |
FPD/PCB NEWS〜12月11日 |
Innoluxは、11月の売上高が前月比0.5%増、前年同月比18.5%増の384億5600万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが前月比2.6%増の1240万9000枚、中小型パネルが1.5%増の2634万1000枚。 |
セイコーエプソンは、3LCD方式プロジェクター用高温poly-Si TFT-LCD(HTPS:High Temperature Poly-Silicon TFT)の累計出荷枚数が1億枚(3LCD方式プロジェクター台数換算で3300万台以上)に達したと発表した。 HTPSの累積出荷枚数は2008年に5000万枚を突破。3LCDプロジェクター発売25周年を迎えた今年、1億枚を達成するに至った。同社はこのカテゴリで19年連続国内トップ、世界でも13年連続トップとなっている。 |
FPD/PCB NEWS〜12月10日 |
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シャープは、LCDの色再現性能を飛躍的に向上させる高色再現LEDを開発した。 開発したバックライト用白色LEDは、従来の黄色蛍光体を赤色蛍光体と緑色蛍光体に変更。この結果、赤色と緑色の発色性能を飛躍的に高め、次世代8Kテレビの色域規格であるBT.2020に対し80%以上のカバー率を実現した。今後、BT.2020規格比100%の実現を目指す。 |
FPD/PCB NEWS〜12月9日 |
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クラレは耐候性、透明性、加工性に優れたアクリルフィルム「パラピュア」を開発、アクリルフィルム市場に参入すると発表した。建材・自動車用途ではすでにユーザーにおける採用がはじまっており、今後、導光フィルムなど光学用途向けグレードにもラインアップを拡充する。 パラピュアはガラスよりも透明度が高く、フィルムとして最高レベルの全光線透過率を誇る。また、曲げ加工しても透明性を損なわず、加工しやすい。さらに、屋外で長期間使用しても劣化しにくく、紫外線による意匠部の劣化も抑制できる。5年後に20億円の売上げを見込んでいる。 |
FPD/PCB NEWS〜12月8日 |
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シンク・ラボラトリーとヘレウスは、金属・有機物錯体ペースト(レジネート)を用いて線幅6μmのファインラインをグラビア印刷することに成功した。 シンクラボの25600dpi描画解像度レーザー描画装置を用いて高精度・高精細グラビア版を作製。金属粒子を含まない金属と有機物錯体を用いたレジネートは印刷・焼成後膜厚が0.05〜1μmと薄く、有機化合物と結合している金属が焼結時に部分的に金属結合を形成するため、体積抵抗率5μΩ・cm以下を実現した。これはバルクAgの数倍、一般的なAgペーストの1/10以下に当たる。このため、表面平滑が高く、精細で均一性に優れたパターンが印刷できる。また、200〜250℃とガラス基板にも十分適用可能な低温焼成を実現した。 |
FPD/PCB NEWS〜12月5日 |
AU Optronics(AUO)は、11月の売上高が前月比6.0%減、前年同月比1.8%減の347億7300万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCD出荷枚数は大型パネルが前月比6.1%減の971万枚、中小型パネルが17.3%減の1348万枚。 |
FPD/PCB NEWS〜12月1日 |
JSRは、台湾の化学大手である長春石油化学と合弁で中国常熟市にディスプレイ材料製造会社「捷時雅精細化工(常熟)有限公司(JSR Micro(Changshu))」を設立すると発表した。JSRのディスプレイ材料事業としては3か所目の海外生産拠点となる。 JSRが51%、長春石化が49%を出資する。中国常熟市にある長春石化の現地法人敷地内に新工場を建設し、LCD用材料である着色レジスト、感光性スペーサー、保護膜材料などを生産する。投資額は約40億円。2015年中頃に着工し、2016年中の生産開始を予定している。 |