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FPD/PCB NEWS〜10月29日


AUO 第3四半期売上高は第2四半期比4.7%増

 AU Optronics(AUO)は、第3四半期(7〜9月)の売上高が第2四半期比4.7%増の1068億9000万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが第2四半期比2.2%増の2948万枚、中小型パネルが4.2%増の4823万枚。


FPD/PCB NEWS〜10月28日


LG Display 第3四半期の売上高は前年比微増に

 LG Displayは、第3四半期(7〜9月)の売上高が前年同期比0.5%減の6兆5470億ウォンになったと発表した。当期利益は47.5%増の3540億ウォン。


FPD/PCB NEWS〜10月23日


9月のTFT-LCD出荷金額は前年比16%増

 NPD DisplaySearchは、9月のTFT-LCD出荷金額が前月比11%増、前年同月比16%増の80億4800万ドルになったと発表した。内訳は大型パネルが前月比8%増、前年同月比17%増の67億8300万ドル、中小型パネルが前月比28%増、前年同月比10%増の12億6600万ドル。

  メーカーシェアは、LG Displayが前月比31%増、前年同月比30%増の25億6200万ドルを出荷してトップ。2位のSamsung Displayは前月比2%増、前年同月比6%増の13億7900万ドル、3位のInnoluxが前月比6%増、前年同月比39%増の13億4500万ドルを出荷した。


FPD/PCB NEWS〜10月22日


ニコン 大型高精細FPD用露光装置をリリース

 ニコンは、第5世代マザーガラス対応のFPD用露光装置「FX-86S2/FX-86SH2」をリリースすると発表した。初年度は計20台の販売を見込んでいる。

 どちらもタクトタイムを高速化するため、露光シーケンスを刷新。第10世代対応露光装置「FX-101S」の制御技術を採用することにより、スループットを46型パネルで587枚/h、55型パネルで378枚/hに高めた。また、干渉計による位置計測システムを最適設計したことにより計測安定性が向上し、±0.5μmというアライメント精度を確保した。

 さらに、高精細モデルのFX-86SH2は複数の投影レンズで構成されたマルチレンズシステムの高解像度化のため投影レンズの新たな調整機構を採用。くわえて、計測ポイントを最適化した新オートフォーカスシステムを搭載することにより、L&S=2.2μm高解像度を達成しながら広い実用焦点深度を確保した。


FPD/PCB NEWS〜10月20日


シャープ 車載HUDなどのディスプレイ光源用赤色半導体レーザーを発売


 シャープは、業界最高の光出力180mWを実現した赤色半導体レーザー「GH0631IA2G」を発売すると発表した。車載用ヘッドアップディスプレイ(HUD)や小型プロジェクターなどに最適で、サンプル価格5000円でサンプル出荷する。

 半導体レーザーチップの構造や材料の組み合わせを工夫することにより、波長638nmで業界最高の光出力180mW(25℃)を実現。また、高温動作時(65℃)でも120mWの高出力を確保した。さらに、業界最高の変換効率33%により、高効率で電気を光出力に変換するため発熱を抑制した。


FPD/PCB NEWS〜10月15日


ジャパンディスプレイ 深谷工場を閉鎖

 ジャパンディスプレイは、中小型TFT-LCDを生産している深谷工場(埼玉県深谷市)を閉鎖すると発表した。同工場には550×670o対応の第3世代生産ラインがあり、他工場と比べパネルの生産性が低いためで、2016年4月の閉鎖後は年間70億円の固定費削減を見込んでいる。


FPD/PCB NEWS〜10月9日


カネカ 寿命5万時間の有機EL照明デバイスを販売

 カネカは約5万時間という長寿命の有機EL照明デバイスを開発、今秋より販売を開始したと発表した。

 デバイスの劣化メカニズムを精査し、デバイス構造や成膜条件を最適化することにより、初期輝度3000cd/m2で約5万時間の寿命を確保した。また、5万時間点灯使用時の相関色温度の経時変化量を従来比40%に当たる200K以内に抑制した。


FPD/PCB NEWS〜10月8日


AUO 9月の売上高は前年比3.5%減

 AU Optronics(AUO)は、9月の売上高が前月比0.3%増、前年同月比3.5%減の356億2000万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCD出荷枚数は大型パネルが前月比1.3%減の986万枚、中小型パネルが9.5%減の1506万枚。


FPD/PCB NEWS〜10月7日


JSR 韓国に電子材料事業の合弁会社を設立

 JSRは100%出資会社である「JSR Micro Korea」から電子材料事業における販売代理店機能を分社化し、PERI Corporation(韓国京畿道城南市)と合弁会社「JSR Electronic Materials Korea」を設立した。

 新会社設立は、JSRグループの電子材料事業に特化した体制の確立と強化を図るとともに、さらなる現地化を促進するため。資本金は1億ウォンで、PERIが60%、JSRが40%を出資した。


FPD/PCB NEWS〜10月6日



SCREENセミコンダクターソリューションズ 立体構造の電子デバイス用レジスト塗布装置を発売

 SCREENホールディングスのグループ会社、SCREENセミコンダクターソリューションズは、立体構造を持つ電子デバイス向けフォトレジスト塗布装置「80EXスプレーコータ」を開発したと発表した。

 フォトレジストや保護膜の塗布にスプレーコート方式を採用することにより、従来のスピン系方式では困難だった段差部への均一性の高い塗布を実現した。また、塗布現像装置「80EX」の高速搬送システムや複数処理ユニットの採用によって高い生産性を確保した。


FPD/PCB NEWS〜10月2日


2014年の車載用TFT-LCD出荷枚数は前年比30%増に

 NPD DisplaySearchは、2014年の車載モニター用TFT-LCDの出荷枚数が前年比30%増の8500万枚になるとの予測を発表した。メーカーシェアは、ジャパンディスプレイがシェア20%でトップ。シャープがシェア17%で2位、AU Optronics(AUO)がシェア14%で3位と予想している。