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FPD/PCB NEWS〜10月28日 |
帝人デュポンフィルムは、中国のPETフィルム生産・販売会社であるDuPont Hongji Films Foshan(広東省佛山市)の生産能力を増強する。 佛山市郊外に新用地を取得し、約7800万ドルを投じて厚物フィルムと薄物フィルム生産ラインをそれぞれ1ラインを設置する。具体的には、2月に閉鎖した米フローレンス工場(サウスカロライナ州)の遊休設備1ラインを移設。また、ドライフィルムフォトレジスト用途やFPD用途を中心とする薄物フィルムの生産設備1ラインを新設する。この結果、年産能力は5万トンから7万7000トンにアップする。 |
FPD/PCB NEWS〜10月27日 |
出光興産は、韓国に有機EL材料製造会社「出光電子材料韓国梶vを設立した。 資本金は300億ウォン(約21億円)で、出光が全額を出資。代表取締役社長には坂元秀治氏が就任した。 現在、有機EL材料製工場の建設用地を選定中で、2012年度中の工場完成を目指す。なお、新工場は韓国国内だけでなく、日本、台湾、欧州にも有機EL材料を供給する。 |
FPD/PCB NEWS〜10月26日 |
AU Optronics(AUO)は、第3四半期の売上高が第2四半期比0.9%増の989億2700万台湾ドルとなり、157億9600万台湾ドルの赤字を計上したと発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが2970万枚、中小型パネルが5200万枚。 |
FPD/PCB NEWS〜10月25日 |
帝人デュポンフィルムは、世界で初めてLCD用反射型偏光板を開発した。LCDの輝度が従来品に比べ約50%アップするという。 新たに開発したポリマーと超多層製膜技術と組み合わせたもので、光源からの光を吸収せず、反射させる特性を有する。このため、反射光を有効活用することができる。また、既存のPETフィルム生産設備を若干改造することで量産に対応できるとしている。 |
FPD/PCB NEWS〜10月24日 |
LG Displayは、第3四半期の売上高が前年同期比6.4%減の6兆2690億ウォンになったと発表した。用途別の売上比率はテレビ用パネルが47%、モニター用パネルが19%、ノートPC用パネルが14%、スマートブック用パネルが11%。 |
FPD/PCB NEWS〜10月20日 |
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東芝モバイルディスプレイ(TMD)は、直視型では世界最高レベルの精細度498ppiを実現したモバイル機器用6.1型低温Poly-Si TFT-LCDを開発した。その解像度はフルHDを越える2560×1600画素(ワイドQXGA)を誇る。 写真画像とほぼ同等の高品位で深みのある映像表示が可能で、2D表示ながら奥行きのある高い臨場感が表現できる。スペックはコントラストが1000:1、視野角が上下左右176度以上(@コントラスト10:1)、色再現範囲がNTSC比61%。 |
FPD/PCB NEWS〜10月19日 |
日立ディスプレイズは、IPS−Pro技術を採用した医療用IPS-TFT-LCD全製品にLEDバックライトを搭載すると発表した。白色LEDを採用することにより、長寿命化と低消費電力化を図る。 12月から21.3型QXGA、21.3型UXGA、19型ワイドSXGA、17型SXGA、17型ワイドXGAパネルを順次量産する。 |
FPD/PCB NEWS〜10月18日 |
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東芝モバイルディスプレイ(TMD)は、新たな広視角技術を用いたモバイル機器用低温Poly-Si TFT-LCD“Soludina(ソルディナ)”を開発した。まずは4.3型と7型パネルを今年度内に量産、その後、製品ラインナップを拡げていく予定。 詳細は明らかにしていないが、高精細パネルに適した画素構造をもつ新表示モードを採用し、画面精細度に影響されることなく広視野角を実現した。スマートフォンやタブレット端末などのハイエンドモバイル機器に最適だという。 |
FPD/PCB NEWS〜10月14日 |
HannStar Displayは、9月の売上高が前月比10.6%増の35億6100万台湾ドルになったと発表した。パネルの出荷枚数は、大型パネルが37.1%増の36万枚、中小型パネルが3.5%減の4065万7000枚。 |
ニコンは、従来機種に比べ生産性と性能を高めたマルチレンズシステム搭載のTFT-LCD用露光装置「FX-66S/FX-76S/FX-86S」をリリースする。 1300×1500mm基板対応のFX-66Sは中小型TFT-LCD/有機ELD向けで、スループットを4型パネルで1万9000枚/h、7型パネルで6600枚/hに高めた。 一方、FX-76SとFX-86Sはテレビ用パネル向け。1950×2250mm基板対応の前者は42型ワイドパネルで514枚/h、48型ワイドパネルで385枚/h、2200×2500mm対応の後者は46型ワイドパネルで496枚/h、52型パネルで372枚/hという高スループットを実現した。 いずれも第10世代基板用露光装置「FX-101S」向けに開発した高度なキャリブレーション機能を採用。アライメント精度を0.6μmに高めた。また、複数の投影レンズで構成される独自のマルチレンズシステムを搭載し、広い露光範囲を確保するとともに、L&S=3μm以下という高解像度を実現した。 |
FPD/PCB NEWS〜10月13日 |
Chimei Innolux(CMI)は、9月の売上高が前年同月比9%減、前月比1.3%減の414億6600万台湾ドルになったろ発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが1157万7000枚、中小型パネルが3830万8000枚。 この結果、第3四半期の売上高は前年同期比9%減、第2四半期比2.5%増の1247億200万NTドルとなった。 |
FPD/PCB NEWS〜10月12日 |
AU Optronics(AUO)は、9月の売上高が前月比1.1%減、前年同月比21.6%減の329億1500万台湾ドルになったと発表した。TFT-LCDの出荷枚数は大型パネルが前月比1.2%減の988万枚、中小型パネルが5.4%増の1871万枚。 |
日本ゼオンは、山県氷見市の工場にLCD用斜め延伸位相差フィルム製造設備を導入、テレビ用大型フィルムの量産を開始した。投資額は50億円強で、トータルの年産能力は1500万m2にアップする。 斜め延伸位相差フィルムはこれまで中小型TFT-LCD向けの光反射防止フィルムとして採用されてきたが、今後、3D液晶テレビの画像認識改善用フィルムや有機ELディスプレイのTFT基板で光反射防止用偏光板のベースフィルムとしての採用が進むとみている。 |
FPD/PCB NEWS〜10月11日 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ナノテク・先端部材実用化研究開発」の委託事業の成果としてSIJテクノロジ、イオックス、日本特殊陶業、大阪市立工業研究所、産業技術総合研究所(産総研)は、インクジェット(IJ)方式を用いて線幅5μm、配線抵抗率8.1μΩ・cmという超微細Cu配線を形成することに成功した。近い将来、携帯電話やICタグに利用される次世代IC基板や超小型PCBなどへ応用を見込んでいる。 産総研が保有する極低酸素還元技術と超微細IJ技術をベースに、イオックスと大阪市立工業研究所がCuナノインクの開発、SIJテクノロジがCu微細配線プロセスの開発、日本特殊陶業が実用化評価を担当。IJ方式に適したCuナノインクを開発し、線幅5μmのCu配線を描画し、極低酸素還元技術により配線抵抗率を8.1μΩ・cmに低減することに成功した。 |
FPD/PCB NEWS〜10月6日 |
Chunghwa Picture Tubes(CPT)は、9月の売上高が前年同月比9%減、前月比3.6%増の58億8900万台湾ドルになったと発表した。 TFT-LCDの売上高は前年同月比2.7%減、前月比5.2%増の52億7600万NTドル。出荷枚数は大型パネルが115万2000枚、中小型パネルが5158万7000枚。 |
ソニーは実装機器事業の競争力を強化するため、2012年4月1日付けで製造子会社であるソニーイーエムシーエス(ソニーEMCS)とソニーマニュファクチュアリングシステムズ(SMS)を合併する。合併にともないSMSの事業をソニーEMCSの各拠点に移管し、SMS久喜事業所は閉鎖する。 |
FPD/PCB NEWS〜10月5日 |
クラレは、西条事業所(愛媛県西条市)にLCD用偏光フィルムのベースとなる光学用ポバールフィルムの生産設備を増設する。投資額は約130億円。 業界初となる5000mmクラスの広幅タイプ対応ラインを導入。年産能力は3200万m2で、2013年6月に稼働する予定。この結果、トータルの年産能力は2億1200万m2にアップする。 |
FPD/PCB NEWS〜10月4日 |
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ソニーは、4K2Kホームシアタープロジェクター用ディスプレイデバイスとして世界最小サイズの0.74型SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)を開発した。近く発売するホームシアタープロジェクター「VPL-VW1000ES」に採用される。 画素ピッチを既存のデジタルシネマ用1.55型4Kデバイスの7μmから4μmに微細化し、0.74型で4096×2160解像度を実現した。具体的には、従来プロセスよりも微細な0.18μm CMOSプロセスを適用したシリコン駆動基板を新開発するとともに、映像を投射する際に必要なSXRDデバイスRGB3枚の位置を高精度で保持するパッケージを開発した。液晶セルギャップは2μm以下で、開口率は90%となっている。 |
FPD/PCB NEWS〜10月3日 |
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コニカミノルタホールディングスは、燐光発光材料のみを使用した有機EL照明パネルのサンプルキットを発売する。また、有機EL照明パネルを含む次世代照明デバイスのブランド名を「Symfos(シンフォス)」にすると発表した。 サンプルキット「Symfos OLED-010K」は74×74mmパネルユニット4個、専用ドライバボックス、AC電源ケーブルからなり、標準価格は15万円。独自開発の青色燐光発光材料を採用することによりオール燐光化を実現、発光効率を45lm/Wと世界最高クラスに高めた。輝度は1000cd/m2、色温度は2800K、輝度半減寿命は8000時間。 |