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FPD/PCB NEWS〜2月18日
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東京エレクトロン宮城 プラズマエッチング装置を生産する生産新棟を建設 東京エレクトロンは、製造子会社である東京エレクトロン宮城本社工場(宮城県黒川郡大和町)に生産新棟を建設すると発表した。建設費は約1,040億円。生産新棟は地上5階建て延床面積約8万8,600m2で、プラズマエッチング装置など半導体製造装置を製造する。2025年夏の着工、2027年夏の竣工を予定している。 |
FPD/PCB NEWS〜2月17日
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ジャパンディスプレイ 茂原工場でのTFT-LCD生産を終了 ジャパンディスプレイは、2026年3月を目途に茂原工場(千葉県茂原市)でのTFT-LCDパネルの生産を終了すると発表した。売却を主眼とするAIデータセンターとしての活用を見込んでいる。今後、国内生産は石川工場(石川県能美郡)に集約。石川工場はG4.5+G6高付加価値ディスプレイ、センサー、先端半導体パッケージングを同時生産するMULTI-FAB工場とする。 一方、茂原工場で生産していた車載用を中心とするパネルは、カスタマーと協議のうえ作り溜めや石川工場へ生産移管するほか、設計したパネルをファウンドリーパートナーから調達する。また、同工場で生産している有機ELディスプレイは自社生産を中断する一方、現在、パネルの委託生産先となるファウンドリーパートナーと協議している。 |
FPD/PCB NEWS〜2月14日
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東大 超均一不規則構造固体(超均一ガラス)の生成に成功 東京大学先端科学技術研究センターの田中肇シニアプログラムアドバイザー(特任研究員)/東京大学名誉教授、ワンインチャオ特任研究員、中国科学技術大学のチアンジャン大学院生、トンフア教授の国際共同研究グループは、卓越した安定性を持つ超均一不規則構造固体(超均一ガラス)の生成に成功し、ジャミング転移と理想ガラス転移に関する新たな知見を得た。超均一ガラスは低い波数(q)領域、すなわち長距離スケールにおける密度の揺らぎが顕著に抑制され、そのユニークな性質から特異なガラス状態として注目を集めている。とくに、粒子が高度に充填される際に流動的挙動から固体的な振る舞いへ変化するジャミング転移現象の文脈において、ジャミング転移点直上での超均一性の特徴やジャミング点を超えたさらなる高密度状態で超均一性が維持されるか否かをめぐり、長らく論争が続いていた。 |
FPD/PCB NEWS〜2月13日
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デンカ 低誘電有機絶縁樹脂「スネクトン」をリリース デンカは、次世代高速通信(Beyond5G、6G)において電気信号の損失(伝送損失)を低減させる電気特性(低誘電率、低誘電正接)を備えた低誘電有機絶縁樹脂「スネクトン」を発売すると発表した。各種高速通信機器の銅張積層板(CCL)向けに加え、完全硬化後も軟質性を有するため、フレキシブル銅張積層板(FCCL)や各種層間絶縁材用途での採用検討が進んでいるという。 |
FPD/PCB NEWS〜2月12日
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豊橋技術科学大と東北大 マイクロLEDと神経電極を統合したハイブリッド神経プローブを開発 富士フイルムは、ベルギーの生産拠点にCMPスラリー生産設備を導入するとともに、フォトリソ周辺材料の既存設備を増強すると発表した。半導体材料の欧州現地法人「FUJIFILM Electronic Materials(Europe)N.V.」が約40億円を投じてCMPスラリーの生産設備を新規導入する。また、フォトリソ工程で使用される現像液の生産設備を増強する。いずれも2026年春の稼働を予定している。 |
FPD/PCB NEWS〜2月5日
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富士フイルム ベルギーにCMPスラリーの生産設備を導入するとともにフォトリソ周辺材料の既存設備を増強 富士フイルムは、ベルギーの生産拠点にCMPスラリー生産設備を導入するとともに、フォトリソ周辺材料の既存設備を増強すると発表した。半導体材料の欧州現地法人「FUJIFILM Electronic Materials(Europe)N.V.」が約40億円を投じてCMPスラリーの生産設備を新規導入する。また、フォトリソ工程で使用される現像液の生産設備を増強する。いずれも2026年春の稼働を予定している。 |
FPD/PCB NEWS〜2月4日
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大日本印刷 レゾナック・パッケージングの全株式を取得 大日本印刷は、2月3日付でレゾナック・パッケージングの発行済み全株式をレゾナックから取得したと発表した。これにともない、レゾナック・パッケージングは社名を「(株)DNP高機能マテリアル彦根」に変更した。 |
FPD/PCB NEWS〜1月29日
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住友重機械工業 仏LASSE社の株式取得が完了 住友重機械工業は、SCREENセミコンダクターソリューションズの半導体製造装置事業を営む子会社Laser Systems & Solutions of Europe SASU(仏LASSE社)の全株式取得が完了し、完全子会社化したと発表した。中期経営計画2026の一環として、急成長する半導体市場での存在感を強化するため、最先端レーザーアニール装置メーカーのLASSE社の株式を取得した。 |
FPD/PCB NEWS〜1月28日
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東北大 研磨不要の表面平滑化技術を開発 東北大学大学院工学研究科電子工学専攻の日暮栄治教授らは、産業技術総合研究所、関東化学と共同で表面が粗いAuめっき膜を平滑なAu薄膜に重ねる付加的な平滑化手法を開発した。具体的には、表面活性化接合技術とテンプレートストッピング技術を組み合わせることにより、研磨工程を用いずにAuめっき膜を平滑化し、常温接合を実現した。 |
FPD/PCB NEWS〜1月21日
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パナソニックと三菱マテリアル 廃プリント基板から回収した金・銀・銅を活用するPMPループを共同で構築・運用 パナソニックと三菱マテリアルは、廃家電から発生する廃プリント基板から回収した金、銀、銅を再びパナソニックグループを主体として活用する「PMP(Product-Material-Product)ループ」を共同で構築し運用していると発表した。PMPループのように定常的な資源循環を実現したスキームは業界初で、このスキームを通じて資源循環で活用された都市鉱山資源は累計で金1.1t、銀33t、銅8,100tに達した。 |
FPD/PCB NEWS〜1月20日
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東大とJSR 半導体露光プロセスのみで平面レンズを作製する手法を開発 東京大学大学院理学系研究科の小西邦昭准教授、山田涼平特任研究員(当時)らとJSRの岸田寛之氏らによる研究グループは、半導体露光プロセスのみを用いて平面レンズを大量生産する手法を開発した。半導体露光プロセスのみを用いて、同心円状のリング構造からなるフレネルゾーンプレート(Fresnel zone plate, FZP)型の平面レンズを簡便に作製する手法を開発。この方法では特定波長を吸収して光の透過を遮断するJSRのカラーレジストを使用することで、1回の半導体露光プロセスを行うだけで8インチ基板上に多数のFZPレンズが製造できる。作製したレンズは可視光を約1.1μmのビーム径に集光でき、イメージング用のレンズとしても使用可能。すでに産業界で利用されているステッパーを使って平面レンズを低コストで大量生産できる技術として光産業への波及効果が期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜1月17日
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日本板硝子 米国の太陽電池パネル用ガラス生産設備が稼働 日本板硝子は、米国で太陽電池パネル用透明導電膜(TCO)ガラス生産設備新設工事が完了したと発表した。グループ会社のPilkington North Americaの米オハイオ州ロスフォード工場にある既存のフロート窯を転換したもので、3月より太陽電池パネル用TCOガラスの生産を開始する予定。ちなみに、今回の投資は世界の太陽光発電市場をリードする米First Solarの拡大戦略に沿ったもの。 |
FPD/PCB NEWS〜1月16日
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大日本印刷 ミニLEDディスプレイ向けにLED素子の映り込みを抑える光拡散フィルムを開発
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FPD/PCB NEWS〜1月15日
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日本電気硝子 515×510mmのガラスセラミックスコア基板を開発 日本電気硝子は、次世代半導体パッケージ向けとして515×510mmサイズのガラスセラミックスコア基板「GCコア」を開発したと発表した。同社は昨年6月、ガラス粉末とセラミックス粉末の複合材を用いたGCコア(300mm角)基板を開発、半導体メーカーに提案してきた。今回、多くの半導体製造プロセスで採用されている515×510mm大型パネルサイズのGCコア基板を開発。これにより半導体メーカーで現在使用されている設備を利用できるようになる。 ちなみに、GCコアは一般に広く普及しているCO2レーザー加工機を用いて高速かつクラックレスの穴開け加工が可能であるため、量産コストの低減が期待できる。 |
FPD/PCB NEWS〜1月9日
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東大、岡山大、神戸大 可視光エネルギーを利用し常温で環状アルカンから3分子の水素を取り出す触媒を開発 東京大学大学院薬学系研究科の金井求教授、三ツ沼治信助教、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の山方啓教授、神戸大学分子フォトサイエンス研究センターレーザー分子光科学研究部門の小堀康博教授の研究グループは、可視光エネルギーを利用して常温で環状アルカンから最大限の3分子の水素を取り出す触媒を開発した。環状アルカンから水素取り出し反応を進行させる従来の方法は300℃近い高温や紫外光の照射が必要で、1分子の水素しか取り出せなかったり、収率が非常に低かったりといった課題を抱える。今回の研究では光触媒、塩化テトラブチルアンモニウム(TBACl)触媒、チオリン酸(TPA)触媒、コバルト触媒の4種類の触媒をシステムとして複合した。この結果、ガソリンスタンドなど現状の社会基盤設備で容易に提供可能な液体で軽量な有機分子を水素貯蔵体として、高いエネルギー効率で水素を取り出せる技術の開発の第一歩になると期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜1月6日
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デクセリアルズ レスターへのDexerials Korea Corporationの株式譲渡が完了 デクセリアルズは子会社であるレスターへのDexerials Korea Corporationの株式譲渡が完了し、Dexerials Korea CorporationがRestar Dexerials Korea Corporationへ社名変更したと発表した。譲渡額は10億20816万ウォン(約11.2億円)。出資比率はレスターが51%、デクセリアルズが49%。 |