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FPD/PCB NEWS〜3月24日
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東京エレクトロン 東京エレクトロン宮城の新開発棟が完成
新開発棟は地上3階建て延床面積約4万6,000m2で、プラズマエッチング装置を開発・製造する。投資額は約520億円。 |
FPD/PCB NEWS〜4月23日
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芝浦工大とハドラスHD 機能性コーティング剤の共同研究講座「ハドラス機能性薄膜共同研究講座」を開設 芝浦工業大学とハドラスホールディングスは、「ハドラス機能性薄膜共同研究講座」を開設した。共同研究講座は、芝浦工業大学豊洲キャンパス(東京都江東区)に設置。2025年4月1日から2029年3月31日の4年間にわたり、ハドラスのガラス系コーティング技術と芝浦工大の機能性有機ポリマーに関する知見を融合し、新たな有機‐無機ハイブリッドコーティング技術の開発を目指す。 |
FPD/PCB NEWS〜4月16日
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積水化学、積水ソーラーフィルム、沖縄電力、ユニチカ 沖縄県宮古島市でフィルム型ペロブスカイト太陽電池の共同実証研究を開始 積水化学工業、積水ソーラーフィルム、沖縄電力、ユニチカの4社は、耐風や塩害など耐候性で過酷な環境である沖縄県宮古島市において防草シートに設置したフィルム型ペロブスカイト太陽電池の共同実証研究を開始した。ユニチカ製防草シート上にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置。2026年3月までの1年間、沖縄県宮古島市の台風や塩害の影響が大きい地点で耐風および耐塩害の評価を中心に検証する。 |
FPD/PCB NEWS〜4月14日
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東大、筑波大、東京科学大 有機半導体における電子相関の発達を観測 東京大学大学院新領域創成科学研究科の竹谷純一教授、筑波大学数理物質系の石井宏幸教授、東京科学大学物質理工学院の岡本敏宏教授らの共同研究グループは、有機半導体に電荷キャリアを高密度に注入していくと、金属転移後、さらに電子相関効果が発達していく様子を確認した。今回の研究では、元々電荷キャリアを持たない単結晶有機半導体にこれまでにない高密度な電荷キャリア(4分子あたり1個の電荷キャリア)を注入することに成功。金属転移後、電子相関効果が発達していく様子を世界で初めて観測した。 |
FPD/PCB NEWS〜4月11日
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京大 1次構造が多重制御されたポリビニルアルコールの合成手法を開発 積水化学工業と積水ソーラーフィルムは、香川県協力のもと、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を学校体育館の屋根に設置する実証実験を開始した。体育館屋根の南面にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置し、設置・施工方法、耐久性、発電性能を検証。得られた結果をペロブスカイト太陽電池の設置方法確立へ活かしていく。 |
FPD/PCB NEWS〜4月10日
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マクセル 半導体洗浄用途に適した水素ガス発生装置の受注を開始 マクセルは、半導体製造の国際的な業界基準であるSEMI規格に準拠し、EUの安全・健康・環境保護基準適合を示す認証マークであるCEマークを表示した水素ガス発生装置「HGU-36EN」の受注を開始すると発表した。HGU-36ENは@SEMI規格に準拠しCEマークを表示、A欧州RoHS指令に適合した環境配慮製品、B七つのアラーム機能をもつ安全に配慮した機器設計、が特徴。 |
FPD/PCB NEWS〜4月8日
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京大 1次構造が多重制御されたポリビニルアルコールの合成手法を開発 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻の西川剛助教、鈴木宏史博士後期課程学生、大内誠教授のグループは、1次構造が多重制御されたポリビニルアルコール(PVA)の合成手法を開発した。独自に研究してきたホウ素を有するモノマーの分子設計に基づいてラジカル重合における立体規則性を制御し、重合後にホウ素側鎖を水酸基に変換することで立体規則性が制御されたPVAを合成。分子内連鎖移動による分岐生成も抑制可能で、分子量制御や異種ポリマーとのブロックコポリマー化も実現した。これら一次構造を多重に制御したPVAは特徴的な結晶性を示した。 |
FPD/PCB NEWS〜4月7日
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東大 対称性の異なる半導体分子による超分子層配列の自己形成を発見 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の二階堂圭助教、井上悟助教(研究当時)、長谷川達生教授らの研究グループは、アルキル基により対称/非対称に置換した2種の有機半導体分子の混合体を加熱し溶融すると、冷却の過程で液晶相を介して2種の分子がペアを形成する高秩序化が促されることを見出した。この現象を利用し、溶媒を用いずに有機半導体をハイユニフォミティで塗布成膜することに成功した。棒状のπ電子骨格の両端をアルキル基で置換した中心対称な分子と、片側のみ置換した非対称な分子を1対1の比で混合すると、加熱による液晶化や層状化が起こりやすくなることを発見。また、その仕組みは2種の分子がペアを作って並ぶことで得られるπ電子骨格層とアルキル層が多重積層した超分子層構造の形成に由来することを見出した。 |
FPD/PCB NEWS〜4月3日
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IBMと東京エレクトロン 先端半導体技術の共同研究開発契約を延長 米IBMと東京エレクトロンは、先端半導体技術の共同研究開発に関する契約を延長したと発表した。新たな5年間の契約では、生成AIの時代を支える次世代半導体ノードとアーキテクチャーの技術の継続的な進展に注力する。 |
FPD/PCB NEWS〜3月31日
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シャープ アオイ電子へ三重事業所第1工場を売却 シャープは、アオイ電子との間でシャープ三重事業所第1工場(三重県多気郡多気町)の売買契約を締結したと発表した。同工場は延床面積約6万m2。今後、シャープは子会社で中小型ディスプレイ事業を担うシャープディスプレイテクノロジーを通じて、三重事業所でのアオイ電子の半導体後工程の生産ライン構築に協力するとともに、三重事業所第2工場の譲渡も検討する。 |
FPD/PCB NEWS〜3月27日
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東大、北陸先端大、阪大 原子層物質の人工ツイスト二層構造で1次元の周期性を持つモアレ超格子を発見 東京大学生産技術研究所の張奕勁助教と町田友樹教授らの研究グループは、北陸先端科学技術大学院大学ナノマテリアル・デバイス研究領域の大島義文教授および高村由起子教授の研究グループ、大阪大学大学院理学研究科の越野幹人教授の研究グループと共同で、原子層物質の人工ツイスト二層構造において一次元の周期性を持つモアレ超格子が実現できることを発見した。二テルル化タングステン(WTe2)の原子層2枚を使用し、それぞれの結晶方位に角度差(ツイスト角)をつけた状態で人工的に重ね合わせた構造(ツイスト二層構造)を作製し、透過型電子線顕微鏡(TEM)を用いて原子の配列パターンを直接観察した。一般的に、ツイスト二層構造で出現するモアレ超格子内の原子配列パターンは二次元の周期性を持って変化するが、今回の研究では特定のツイスト角において配列パターンの変化が一次元的になる、すなわち周期性が一方向のみになることを初めて示した。また、このモアレ超格子が従来のモアレ超格子とは異なる原理で形成されていることを理論的に突き止めた。 |
FPD/PCB NEWS〜3月24日
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大日本印刷とUBE 合弁会社で半導体関連・環境分野における分析・解析を強化 大日本印刷とUBEは、合弁会社のUBE科学分析センター(USAL)における「半導体関連」と「環境分野」における分析・解析の機能・サービスを強化する。また、USALはUBEグループで培った素材分析・評価技術とDNPグループの加工技術という両社の強みの連動をさらに深め、素材開発から加工・製品化まで幅広い領域での課題解決を目指し、2025年4月1日に社名を「(株)DNP科学分析センター」に変更する。 |
FPD/PCB NEWS〜3月21日
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長瀬産業ら3社の合弁会社 東大阪市に半導体製造用現像液の回収・再生工場を開設 長瀬産業、ナガセケムテックス、Sachem社の合弁会社SN Techは、東大阪市に半導体製造用高純度現像液の回収・再生を行う新工場「SN Tech東大阪第二工場」を建設する。半導体製造に使用される高純度現像液(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド:TMAH)を回収・再生するもので、使用済みTMAHを回収・再生し販売するのは国内で初めて。新工場にはTMAHの製造・高純度化を行う電解設備、精製設備を設置。半導体工場から回収すされ再生原料を基にTMAHに再生させる。2025年度中に量産稼働を開始する予定。 |
FPD/PCB NEWS〜3月19日
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長瀬産業 米SACHEM社のアジアにおける半導体用高純度化学品事業を取得 長瀬産業は、米SACHEM社のアジア地域における半導体用高純度化学品事業を取得すると発表した。SACHEM社は触媒、スペシャリティケミカルズ、高純度化学品などに高い技術・知見を有しており、長瀬産業、ナガセケムテックスと合弁会社SN Tech社を設立し、半導体の製造で使用される高純度現像液の回収・再生事業に取り組んできた。今回、長瀬産業はSN Tech社を含む同事業を取得し、半導体事業を拡大する。 |
FPD/PCB NEWS〜3月14日
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横浜市大と理研 分子設計過程でAIの信頼性を自動的に最適化しAIの生成能力を最大限に 横浜市立大学大学院生命医科学研究科生命情報科学研究室の吉澤竜哉氏(博士後期課程1年)、石田祥一特任講師、寺山慧准教授、理化学研究所生命機能科学研究センター制御分子設計研究チームの佐藤朋広研究員、大田雅照上級研究員、本間光貴チームリーダーの研究グループは、生成AIを用いたデータ駆動型分子設計においてAIの予測信頼性を維持しながら複数の特性を同時に最適化するフレームワークを開発した。従来の分子設計では、AIによって有望と予測された分子が実際には望ましくないケース(報酬ハッキング)が頻発しており、これがAIによる分子設計の実用化を妨げる要因の一つになっていた。研究グループは、この課題に対処するための手法DyRAMOを開発し、無償で公開した。DyRAMOは、医薬品や機能性材料の設計などのさまざまな条件に適用可能なため、多岐にわたる分野での応用が期待される。 |
FPD/PCB NEWS〜3月12日
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阪大 金属3Dプリンタが合金化と組織制御・形状制御を同時に実現できることを実証 大阪大学大学院工学研究科の小笹良輔助教、Gokcekaya Ozkan助教、中野貴由教授らの研究グループは、レーザーを熱源とする金属3Dプリンタが金属材料の高機能化に必須の合金化と組織制御、さらには形状制御を同時に実現できることを初めて実証した。5種類の純金属粉末を溶融し、極めて高い冷却速度を駆使した超急冷凝固を適用することで構成元素が互いに固溶した均一なハイエントロピー合金を製造することに成功した。 |
FPD/PCB NEWS〜3月7日
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早大、東大、筑波大 1次元らせん構造のペロブスカイト結晶で巨大な光起電力を実証 早稲田大学理工学術院の石井あゆみ准教授、東京大学生産技術研究所の石井和之教授、筑波大学数理物質系の二瓶雅之教授らの共同研究グループは、ハロゲン化鉛ペロブスカイトの1次元らせん構造および配列を有機キラル分子と結晶成長法により制御する手法を見出し、15Vを超える巨大な光起電力を発現させることに成功した。対称性の崩れた低次元構造の無機結晶においてSiなどの高次元半導体では観測されない特異的な物理現象が報告され、高い注目を集めている。とくに、重い原子を含む系ではバルク光起電力効果など特異的な物理現象を示すため、次世代半導体材料としての応用が期待されている。一方で、無機物質のみを用いた材料・デバイスの作製手法は物質設計の自由度と制御性が有機物質に比べ著しく低く、特異的な電子物性を促す構造をナノスケールで制御するには限界があった。 有機分子と無機半導体のハイブリッドにより実現した今回の成果は低次元半導体材料を開発するうえで新たな指針となり、光センサー、光発電デバイス、スピントロニクスデバイスなどの次世代デバイスへの応用に向けた新たな道を拓くとしている。 |
FPD/PCB NEWS〜3月4日
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レゾナック 島津製作所と走査型プローブ顕微鏡に関し特許ライセンス契約を締結 レゾナックは、走査型プローブ顕微鏡(Scanning probe microscopy:SPM)に関する特許技術について島津製作所と非独占的実施権によるライセンス契約を締結したと発表した。今後、島津製作所が販売する走査型プローブ顕微鏡のオプションソフトウェアとしてレゾナックの技術が搭載される予定。 |