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FPD/PCB NEWS〜2月20日

クラレ 光学用ポバールフィルム生産設備を増設

 クラレは、LCDの基幹部材である偏光フィルムのベースとなる光学用ポバールフィルムの生産設備を倉敷事業所(岡山県倉敷市)に増設すると発表した。

 年産能力は3,200万m2で、2019年末に稼働する予定。稼働後、同社のトータル年産能力は2億3,200万m2から2億6,400万m2にアップする。


FPD/PCB NEWS〜2月19日

長瀬産業 有機ELベンチャーKyuluxに5億円出資

 長瀬産業は、有機ELベンチャーのKyulux(福岡県福岡市)が第三者割当増資により発行した株式を取得したと発表した。出資額は5億円。

 Kyuluxは有機ELディスプレイの発光材料を開発・販売するベンチャー企業で、九州大学 安達千波矢教授が開発した熱活性化遅延蛍光(TADF)の基本原理特許の実施権を保有。このTADFを用いることにより現在主流の燐光パネルに必須の希少金属を使用する必要がなくなるとともに、これまで内部量子効率25%のまま常用されてきた青色発光素子の効率を100%まで引き上げることが期待される。


三菱電機 電力・社会インフラ向け制御盤・配電盤製造事業を集約し新会社を設立

 三菱電機は、制御盤・配電盤を製造する子会社2社を統合するとともにPCB製造機能を移管する「三菱電機コントロールパネル」を4月1日に設立すると発表した。

 制御盤・配電盤を製造する子会社メルコ・コントロール・プロダクツとメルココントロールパネルアンドコンポーネントを統合する。さらに、制御盤・配電盤の主要部品であるPCB製造機能を移管し、PCB・制御ユニットから制御盤・配電盤、システムの製造まで一貫生産する体制を整備する。

 新会社は資本金3.9億円で、三菱電機グループが100%出資。本社を兵庫県神戸市に置き、4月1日から従業員約500名で操業を開始する。


FPD/PCB NEWS〜2月18日

東大と大日本印刷 薄型で伸縮自在なスキンディスプレイを開発

 染谷隆夫教授を中心とした東京大学と大日本印刷の研究チームは薄型で伸縮自在なスキンディスプレイを開発、スキンセンサーで計測した心電波形の動画を皮膚上に貼り付けたスキンディスプレイに表示するセンサーシステムを開発した。

 独自の伸縮性ハイブリッド電子実装技術により、16×24個のマイクロLEDと伸縮性配線をゴムシートに実装。スキンディスプレイを皮膚にフィットするように装着した状態で、スキンセンサーによって計測した心電波形の動画を表示することに成功した。スキンセンサーとスキンディスプレイを一体化したシステムは、子供や高齢者の情報アクセシビリティを向上し、在宅ヘルスケアなど多用途への応用が期待される。


FPD/PCB NEWS〜2月8日

NEC、産総研、名城ナノカーボン 半導体型CNTの高純度製造技術を開発

 NEC、産業技術総合研究所(産総研)、名城ナノカーボンは非イオン性分散剤を用いて純度99%以上の半導体型単層カーボンナノチューブ(CNT)を分離する製造技術を開発したと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクトによる成果で、2018年度から名城ナノカーボンがサンプル販売を開始する。

 開発した単層CNT分離技術「電界誘起層形成法(ELF法)」は非イオン性の界面活性剤でCNTを分散し、CNT分散液に密度勾配をつけて電気泳動することにより、CNTを高純度で半導体型と金属型に分離する。得られた半導体型CNT分散液はイオン性界面活性剤を含まないため、デバイス動作に悪影響を与えない高機能性インクの作製が可能となる。今後3年間で100の企業・団体への提供を目指す。


FPD/PCB NEWS〜2月1日


三菱電機 投影型静電容量方式タッチパネル搭載の8型WVGA/12.1型XGA/WXGA TFT-LCDをサンプル出荷

 三菱電機は、耐衝撃性や耐水滴性が求められる屋外用途向けとして投影型静電容量方式タッチパネルを搭載した8型WVGA/12.1型XGA/WXGA TFT-LCDをサンプル出荷すると発表した。計測器、建設・農業・工作機械、ガソリンスタンド向けPOS端末などの幅広い産業機器からのニーズを見込んでいる。

 いずれも厚さ5mmの保護ガラス上から操作できるタッチパネルを搭載。高感度・耐水滴性と多点検出を両立した制御回路の搭載により、高機能・高性能なタッチパネルを実現した。また、最大10点までのマルチタッチ操作や、厚みのある耐熱手袋をはめた状態、水滴が付着した状態での操作などさまざまな環境下にも対応できる。


FPD/PCB NEWS〜1月31日

SCREEN 中国・常熟にディスプレイ製造装置生産の合弁会社を設立

 SCREENホールディングスは、主要事業会社の一つであるSCREENファインテックソリューションズ系列のグループ会社として中国・常熟にディスプレイ製造装置・エネルギー分野向け製造装置を生産する子会社「SCREEN FT Changshu」を泰東機械(上海)有限公司および菱創智能科技(常熟)有限公司と合弁で設立すると発表した。

 新たに設立するSCREEN FT Changshuでは、SCREENファインテックソリューションズが扱う製造装置を中国で現地生産する。中国における生産体制を強化するためで、10月からの操業を目指している。


NOK 日本メクトロンによる日東電工(蘇州)有限公司の子会社化を決議

 NOKは、子会社である日本メクトロンが日東電工の子会社である日東電工(蘇州)有限公司の持分を取得し子会社化することを決議したと発表した。FPC事業において中国が重要な市場のひとつと位置づけているためで、子会社化により市場競争力の強化および将来のための受け皿づくりに資すると判断した。


FPD/PCB NEWS〜1月29日


三菱ケミカル 日本化成を吸収合併

 三菱ケミカルは、完全子会社である日本化成を4月1日付で吸収合併すると発表した。

 日本化成は無機化学品(アンモニア系製品、合成石英粉、電子工業用高純度薬品など)、機能化学品・化成品(紫外線硬化性樹脂、ゴム・プラスチック架橋助剤、脂肪酸アマイド、アクリレート、メタノールなど)を生産。三菱ケミカルは2017年1月1日付で完全子会社化したが、ポートフォリオ改革の加速とシナジーの早期実現には合併により事業を統合するのが最適と判断した。


FPD/PCB NEWS〜1月23日


ジャパンディスプレイ 透明な静電容量式ガラス指紋センサーを開発


▲静電容量式ガラス指紋センサの使用イメージ

 ジャパンディスプレイは、TFT-LCDに搭載してきた静電容量型タッチ入力技術を応用することにより透明な静電容量式ガラス指紋センサーを開発したと発表した。2018年度中の量産出荷を予定しており、センサー分野へ新たに参入する。

 スマートフォンやデジタルカメラ用低温poly-Si TFT-LCDに搭載しているタッチ入力技術の原理を応用。この技術をさらに進化させ、指紋の凹凸による静電容量の変化を検出する技術を開発した。この結果、透明なガラス上に静電容量式指紋センサーを形成することが可能となった。今回開発したセンサーサイズは8×8mm(0.45型)だが、今後、大型サイズや小型サイズにもラインアップを拡充する。


FPD/PCB NEWS〜1月20日


ジャパンディスプレイ 電子棚札用30cm-wide高精細電子ペーパーを開発


▲電子棚札用30cm-wide高精細電子ペーパーの使用イメージ

 ジャパンディスプレイは、E Ink Holdingsとの業務提携により3色表示が可能な電子棚札用30cm‐wide高精細電子ペーパーを開発したと発表した。今夏から秋にかけての量産出荷を予定している。

 昨今、スーパーマーケットなどで使用されている棚の幅は90cmまたは120cmが主流となっている。そこで、90cm、120cm棚幅向けとしてサイズの組み合わせが容易な30cm-wide高精細電子ペーパーを開発した。電子棚札を設置する際、電子棚札間の非表示領域が減少するとともに表示スペースが広がり、デザイン性を高めることができる。解像度は198ppiと電子ペーパーとしてはきわめて高精細で、文字数や画像などの情報量を増やすことが容易になっている。


FPD/PCB NEWS〜1月15日


産総研 TFTアレイ一括検査技術の測定感度と検査面積を向上

 産業技術総合研究所(産総研)は独自開発したTFTアレイ一括検査技術の測定感度と検査面積を大幅に向上するとともに、この技術を応用したストレージキャパシタの検査が可能になったと発表した。

 TFTアレイの駆動状態を光学イメージ化して一括検査するデバイス評価技術(ゲート変調イメージング技術)を改良し、検査時間を10分以上から3分以内に短縮。また、検査面積も1mm角から3cm角に拡大することに成功した。これは、画素密度150ppiのバックプレーンでは3分以内で検査することに相当する。さらに、ストレージキャパシタの検査を可能にしたことにより、膨大な数のTFTとストレージキャパシタを配置する大面積デバイスが非破壊でインライン検査できる。


FPD/PCB NEWS〜1月11日


ブイ・テクノロジー 海外ディスプレーメーカーから光配向露光装置とCF露光装置を約150億円で受注

 ブイ・テクノロジーは、複数の海外大手ディスプレイメーカーから光配向露光装置およびカラーフィルター(CF)露光装置を受注したと発表した。受注額は約150億円。


FPD/PCB NEWS〜1月10日


TANAKAホールディングス 高品質Au蒸着材をサンプル出荷

 TANAKAホールディングスは、田中貴金属工業が開発した高品質Au蒸着材「SJeva」のサンプル出荷を開始したと発表した。従来製品に比べ純度が高いため、使用貴金属の低減、工程削減による生産性向上やコスト削減、回収リサイクル性を高めることが可能だという。

 蒸着材中に存在する非金属介在物を従来品に比べ低減。非金属介在物が極めて少ない蒸着材を使用することにより、蒸着材溶解時に表層へ凝集する汚れ成分が減少し、クリーニングが不要になる。また、成膜前のプレヒート時間が短縮できるため、成膜に寄与しない蒸着材の消費を抑制でき、コストを削減することができる。加えて、ガス成分の含有量が少ないため、成膜時に蒸着源から発生するスプラッシュ現象を抑制する効果が期待でき、高レート蒸着時も基板上へのパーティクル付着を低減することができる。