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NC(Numerical Control Machining)加工

 数値制御(NC)による機械の加工方法。ドリルなどに代表される切削用工具の刃先の動作を座標値によって定義し、その情報をもとに工作機械に内蔵されたサーボモーターが動くことによって工具や被加工物が動作し、加工が実行される。一連の刃先の加工動作情報をNC装置へ入力する必要があり、その情報を記述したものがNCプログラムと呼ばれる。

 NC加工を導入すると、同じ製品を複数作製する際、同寸法のものを同時間で大量に作ることができる。これに対し、人手による加工作業では精度や作業時間がばらつき、品質管理が難しくなる<ウィキペディアからの引用を元に編集>。


ガーバーフォーマット(Gerber Format)

 PCB用ソフトウェアで多用されるファイルフォーマット形式で、PCB画像データでは事実上のデファクトスタンダード。銅層、ソルダーマスク、シンボルマーク層などのイメージ、ドリルやルーターデータを描画する。

 ガーバーフォーマットは元来、米Gerber Systemsが開発。その後、Barco ETSがGerber Systemsを買収した経緯から、現在はUcamcoがガーバーフォーマットを継承している。ガーバーフォーマットには通常ガーバーフォーマット(RS-274D)と拡張ガーバーフォーマットデータ(RS-274X)があり、現状では通常ガーバーフォーマットの流通量割合がかなり低いとはいえ、いまだに一定量流通しているのが実情である。また、2014年よりUcamco社はガーバーX2という規格を作成し、下記の2点が新規機能として盛り込まれた。
・基板のスタックアップ情報が組み込み可能となった
・CADの属性である各パッドの機能を定義可能となった

参考資料(Ucamco社ページ)
https://www.ucamco.com/jp/news/gerber-version-2-also-known-as-x2-explained

 現在の拡張ガーバーフォーマットにおいてS&R(ステップ&リピート)機能はあり、同一データのパネル配置が可能となるが、パネル化されたパターンのさらなるパネル化ができず、データ容量の巨大化が現状の課題となる。これに対し、ネステッドステップ&リピートという機能が2015年9月30日に発表され、今後のX2への対応が期待される。

参考資料(Ucamco社ページ)
https://www.ucamco.com/jp/news/proposal-for-nested-step-repeat-in-gerber

※ステラ・コーポレーションではガーバーフォーマットに基づいたCAD/CAMソフトウェア「Stella Vision」、Ucamcoのレーザー描画装置「SilverWriter」を製品化しています。


CAD(Computer Aided Design)

 コンピュータ支援設計のことで、コンピュータを用いて設計をすることを指す。CADシステムはコンピュータによる設計支援ツール。人の手によって行われていた設計作業をコンピュータによって支援し効率を高めるという目的から派生した言葉である<ウィキペディアからの引用を元に編集>。

※ステラ・コーポレーションではCAD/CAMソフトウェア「Stella Vision」を製品化しています。


CADデータ直接比較法

 検査アルゴリズムのひとつで、その名の通り、撮像した実際のパターンと設計データであるCADデータを直接比較して合否を判定する。双方の違いが視覚的にとらえることができるため、量産だけでなく、研究開発用途にも最適な検査アルゴリズムといえる。

※ステラ・コーポレーションの測長&外観検査装置「STシリーズ/LSTシリーズ」はDRC法やCADデータ直接比較法といった複数の検査アルゴリズムを採用することにより検査精度を向上するとともに、検査時間の短縮を図っています。


CSV(Comma-Separated Values)フォーマット

 いくつかのフィールド(項目)をカンマ(,)で区切ったテキストデータおよびテキストファイル。拡張子は.csv、MIMEタイプはtext/csv。Microsoft Excelでは「CSV(カンマ区切り)」としている。データ交換用のデファクトスタンダードとして古くから多くの表計算ソフトやデータベースソフトで使われている<ウィキペディアからの引用を元に編集>。


GUI(Graphical User Interface)

 コンピュータやソフトウェアが利用者に情報を提示したり操作を受けつけたりする方法(ユーザーインターフェース)のひとつで、画像や図形を多用することにより、基本操作の大半を画面上の位置の指示で行うことができる手法。例えば、画面をウィンドウや罫線で区切ったり、操作オブジェクトを絵や図形で表示するなどグラフィック要素を多用する。操作面ではマウスやタッチパネルなどで画面上の位置や動きを指示することにより、主要操作ができる。現在、パソコン、ゲーム機、スマートフォン、タブレット端末はメインユーザーインターフェースとしてGUIが採用されている。


DXF(Drawing Exchange Format)

 CADソフトウェアで作成した図面のファイルフォーマットで、CAD図面の情報交換におけるデファクトスタンダード的な存在。2次元および3次元の図形をベクトルデータとして格納する。

 元来、米オートデスク社のCAD製品、AutoCADの異なるバージョン間のデータ互換のために策定されたが、内部の仕様が公開されているため、数多くのCAD製品で扱われるようになった。プログラミングの技術があれば、DXF形式を取り扱うソフトウェアを独自に作成することができる。その一方、仕様上、製品毎のデータ構造の差異が吸収できないため、別のCADソフトウェアでは図面が完全に再現できないことも多い。

 大半の3DCGソフトウェアではポリゴン形状データの汎用フォーマットとしてサポートされているが、UVマッピングなどの質感情報が授受できないため、最近ではWavefront obj形式や3ds Max形式などが用いられることが多い。

 DXFにはアスキー形式(テキスト形式)とバイナリ形式があり、後者はよりデータ量を低減できる反面、対応製品が少なくさほど普及していない。これに対し、前者はデータをテキストとして格納するためデータ量が大きくなるが、内容が冗長なため、高率のデータ圧縮が可能となっている<ウィキペディアからの引用を元に編集>。

※ステラ・コーポレーションではCAD/CAMソフトウェア「Stella Vision」を製品化しています。


DRC(Design Rule Check)法

 主要な検査アルゴリズムのひとつで、あらかじめ決められたルールに基づいて検査の合否判定を行う。つまり、半導体やPCBなど生産するデバイスによってそのルールは大きく異なり、あらかじめデバイスメーカーが決めたルールを外観検査装置にインプットし、これに応じて検査装置で自動検査する。

※ステラ・コーポレーションの測長&外観検査装置「STシリーズ/LSTシリーズ」はDRC法やCADデータ直接比較法といった複数の検査アルゴリズムを採用することにより検査精度を向上するとともに、検査時間の短縮を図っています。


デジグラマー

 図形入力装置。図形データを電気信号に変換し、コンピューターにインプットする入力装置。


ポリゴン(Polygon)

 元来、多角形という意味だが、おもに3次元コンピュータグラフィックスにおいて三角形や四角形の組み合わせで物体を表現する時の各要素を指す。三角形や四角形などはトポロジーでは閉じているため、とくにクローズドポリゴン(Closed Polygon)と呼び、ただの線分などの閉じていない物をポリラインまたはオープンポリゴン(Open Polygon)と呼んでクローズドポリゴンと比較する場合がある<ウィキペディアからの引用を元に編集>。


ルーター加工機

 木材の面取り、ホゾつくり、溝切り、切断をするための木工用電動工具。トリマーに比べ大きなモーターを使用しているため、重切削加工ができる。作業時には、ボディ(本体)両側のハンドルを両手で支えて使用する。切削深さ固定のトリマーと違い、ボディが上下するプランジング機能がついており、作動中に最初に設定した深さまでの掘り込みと設定深さ位置での停止、自動復帰ができる。

 PCBでは量産の場合、金型によるパンチング加工が多いが、少ロット品や短納期品の場合、ルータビットにより基板をドリル加工するルータ加工を行うのが一般的。

※ステラ・コーポレーションではルーター加工用CAD/CAMソフトウェア「Router Vision」を製品化しています。

 

※今後も随時用語集を追加していく予定です。

潟Xテラ・コーポレーション
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